採用側になって気付いたこと
採用する側になって、気付いたことがある。
私はまだまだ修行中の身で、面接も数えきれるほどしかこなしていないが。
それでも、明確にわかる「これはアウトだ」ということがあったので記しておく。
これから面接を受ける新卒も転職組も是非とも頭のすみに置いていただくといいと思う。
面接は、いいことを言って取り繕いたくなるものだ。
自分の実績を少し大げさに話し、チームで達成したものをさも自分の功績かのように話す。
それはプレゼンであるし、やったことに変わりはないので私はいいと思う。
しかし、やってはいけないのが「理想論ばかり語る」ことだ。
女性の好きな恋愛トークに例えるとわかりやすい。
「福士蒼汰似の背が高いイケメンででも誠実で年収は1000万円以上あって面白い男の人を彼氏にしたい!」
という女性がいたとする。
言うだけなら誰だってできる。
しかしこれを、なんの見た目の努力もせず、内面を変えようともせず
過去にそのような彼氏をゲットした実績もない女性が言ってたらどうだろう。
きっと、「現実見ろ」「いやいや無理でしょ」等とあなたも思うはずだ。
面接も同様で、勉強したり情報収集をしたりもせず、過去に結果を出してもいない人が
いいことばっかり言っても、
誰が、優秀な人材!この人ならきっと実現できる!と思うだろうか。
頭ん中お花畑なやつと思われるのがオチだ。
それなら、今の自分ができることを認識し、
その中で会社のためになることを見つけ、
伝える方がよっぽど賢い印象を与えられる。
仕事できない人ほど自分はできると思っていたり
賢くてできる人のほうが謙虚だと言われるのも
これに付随しているのかもしれない。