周りから人が離れていく人は、採用においても注意すべきヒントを持っていた。
人間観察をする中で思ったことも書いていこうと思う。
とはいえ、私もできた人間ではないので
これを記すのは相手批判のためでなく、
タイトルの通り見て反面教師にするため、
気付いて採用として人の見る目を養うためだ
ということを付け加えておく。
今日は、周りから人が離れていく人ってこういう人なんだって思う人がいたので、それを少し。
まず結論として、このような人に共通するのは「一方的」だということ。
そして、軸が「自分」であるということだなーと思った。
先日、三村さん(仮名)という方から食事に誘っていただいた。
三村さんは採用担当者のイベントで会った40代独身の男性で、
営業企画部の部長さんだった。
肩書きを見て若いのにすごい!と思い、
もっと採用についてのお話を聞きたいなと思っていたところのお誘い。
勿論2つ返事で引き受けた。
当日行ってみると、もう2人いた。
1人は三村さんよりも少し年上の男性、
そしてもう1人は私と同じ歳の女性。
皆、採用担当をしているというが、
さながら歳の差合コンの席だ。
この時点で内容に関しても嫌な予感がしていたが、それは的中した。
かなりの質問攻めだった。しかも、採用とはまるで関係のない。
初対面の特にモテない男性にもありがちだけど、
とにかく沢山質問する=聞き上手だと思っている。
しかし内容を掘り下げることはしない…
これでは相手は疲れるだけだ。
(ここが採用の面接にも言えそうなことなので、私も是非気を付けたいところ。)
ちなみに私も、もう1人の女性も
問17くらいにはかなり答える気が失せていた。
その後5問ほど追加したのち、
彼は「ここからが本題だ」と言い出した。
なんだよまだあるのかよ…
ていうかこれ本題だったら今までの何?前振り?だとしたらなげーよ
私と女性は何も言わず目を合わせたがお互いそのような思いだったに違いない。
(初めてシンパシーというものを感じた。)
そして肝心の本題は、
うちの採用になってくれないか!というものだった。
引き抜き目的だった。
私は引き抜きのような形で今の会社に来たし、まだ4ヶ月程度だし、
丁寧にお断りしたが、
それがなくても行きたいとは思わなかった。
だってメリットがない。
この人と仕事したいと思う人でもなく、(むしろ先程の話の理由から意向は下がりまくっている)
皆やめちゃって採用が自分しかいない助けてと言われ
年齢的にそんなには出せないけど、
持ち株制度を使えばかなりいい額入るからと言われ
挙句アホみたいに食事頼んで自分が食った分くらいの金額請求されて
(年齢や立場に差があるにも関わらず)
誰が、行きたい!と思うだろうか。
きっと、しばらく彼は1人で採用をしていくことになるだろう。
そして私も、こうならないように
一方的と自分軸に対して細心の注意を払わなければと思った。
逆に人が集まってくる人は
採用においても、自然とこの人と働きたいと思う人なので
ラクに採ることができる。
有益な飲みだった。